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女優の仲間由紀恵(31)が5日、東京・赤坂ACTシアターで主演舞台「琉球ロマネスク テンペスト」(演出・堤幸彦、脚本・羽原大介)の公開舞台げいこを行った。
江戸末期の琉球国を描いた池上永一氏のベストセラー小説の舞台化。初めて男装にも挑戦する仲間は「すごく緊張しています。強敵がいっぱい出てくるので負けないようにしたい」。10年ほど習っていたという琉球舞踊も披露するが、共演の山本耕史(34)も「指の先まで見取れてしまうほど魅力的でした」とほれ込んでいた。
また仲間とは数多くのドラマで共演してきた生瀬勝久(50)は今回も共演しており「この劇場は初めてなので気合が入ってます」。公演は6日から28日まで同劇場で。3月5日から同20日まで大阪・新歌舞伎座で行う。
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【著者に聞きたい】近藤麻理恵さん『人生がときめく片づけの魔法』
「心がときめくかどうかを基準に、モノを残すか捨てるかを見極めます」
著者は「こんまり」の愛称で知られる片づけのカリスマ。片づけられない人の家に行っては片づけのレッスンをする。超人気で予約は半年先まで埋まっているそうだ。片づけの依頼者から本にしてほしいという声が多く寄せられたこともあり、その極意を書いた。しかし、単なるノウハウ本ではない。奥深い記述に出くわす。「本来片づけで選ぶべきものは、『捨てるモノ』ではなくて『残すモノ』」。残すものを選べばいい。その基準が、心がときめくかどうかだ。「たとえば服も一度手にとり、心がときめかない服は捨てる。心がときめくモノだけを残せば幸せな気持ちになれます」
それでも、不要品を捨てるときには「一つ一つに『ありがとう』とあいさつします」。仕事先から帰宅すると、「今日もお疲れさま」と洋服に話しかけ、ハンガーに掛けるそうだ。「モノを大事にするとモノは応えてくれる。洋服も喜んでくれます。生活の一つ一つが丁寧になり、すべてのモノが長持ちします」
モノを大事にするのが近藤さんの片づけの基本にあるようだ。愛するモノが長持ちすれば、不必要なモノは買わなくなる。それゆえモノが増えず、いつまでもきれいに保たれるわけだ。
片づけに目覚めたのは中学3年だった15歳。以来、整理や収納関係のノウハウ本も読みあさり、大学の卒論も「ジェンダーの視点からみた片づけ」と片づけにこだわった。大学2年のときから片づけ業を始め、「一度習えば、二度と散らからない」と口コミで評判になった。大学卒業後には大手人材紹介会社に就職。仕事で訪れた企業の社長の机を、土日を利用して片づけ始めるうちに依頼が殺到。2年で退社し、片づけコンサルタント業を本業にした。
「シンプルに生きたり、エコを考えたりする時代で、私の仕事は世の中からすごく求められていると思います」
発売1カ月で8刷10万部。仕事の忙しさも増して休みもない。「好きなことを仕事にしているからストレスはありません」(サンマーク出版・1470円)
渋沢和彦
【プロフィル】近藤麻理恵
こんどう・まりえ 片づけコンサルタント。昭和59年、東京生まれ。東京女子大学卒。平成20年に起業した。
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【書評】児童書『パンツの はきかた』岸田今日子作、佐野洋子絵
都内の保育園を訪ねる機会があった。3歳児が着替えの途中で、パンツと格闘していた。よろよろして、スムーズに足が通らない。保育士が横で見守っている。たったそれだけの光景に、ハラハラした。
着替えはもちろん、食事や日常生活のすべてにおいて、大人になった今ではできることが当たり前。でも、その過程は挑戦の連続だった。父母や周りの大人たちが根気よく、支えてくれたのだろう。
この絵本は、子供の成長をみつめる大人の“まなざし”に満ちあふれている。
〈パンツはね はじめに かたあし いれるでしょ。それから もう かたっぽ いれるでしょ それからきゅーっと ひっぱって…〉
『パンツのはきかた』は最初、歌として誕生した。作者は平成18年に亡くなった女優・岸田今日子さん。昭和47年、幼い娘のために作ったおはなしアルバム「おはなししてよ かあさん〜小さな娘のために・岸田今日子」に収録された。
それが平成19年になり、月刊誌「こどものとも年少版」となって刊行された。岸田さんは、完成を待つことなく亡くなり、最後の作品となった。
絵を書き下ろしたのは、岸田さんの親友だった佐野洋子さん。佐野さんも昨年、この世を去った。物語は今年1月、ようやくハードカバーの絵本として登場した。
リズミカルな歌詞の魅力は言うまでもないが、丸々と太ったピンクのブタの表情がいい。「パンツをはくぞ」と決意した静かな表情、うまくいかないと眉毛がハの字に。最後は誇らしげ…だが、ある“オチ”が待っている。とてもユーモラスだ。
ところで、パンツと格闘した3歳児は見事に挑戦を成し遂げ、誇らしげな表情を見せた。でも何よりも印象的だったのは、部屋中の保育士たちが大喜びする姿だった。(福音館書店・840円)
評・宮田奈津子(文化部)
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